沖縄の交通事情(1)
鉄道網が発達していない沖縄では、すべて車輪で動く移動手段に頼ることになる。
沖縄の交通手段は以下の通り。
(1)ゆいレール
那覇空港から首里までを往復する都市モノレール。2両編成のワンマン運転だ。つまり車掌がいない。
発車・到着時刻が比較的正確なのでそれなりに重宝するが、なにせ走っている区間がごく一部なので、一部地域の観光ぐらいしか使い道がない。
ただし、一日乗車券(大人600円)などの割引サービスも行っており、ゆいレールで行ける観光地をすべて廻ろうと思えば、半日以上は必要とする。
また、那覇はそのほとんどが有料駐車場なので、那覇観光の場合はホテルに車を置いたまま、ゆいレールを利用した方が安く済む場合もある。
(2)バス
電車網がない分、バス網が発達している。ただし、乗り継ぎが必要な場合もある。
沖縄本島では那覇市内線と市外線があり、経由地は系統番号で分類されている。
つまり、バス停には色んな方面へ行くバスが止まるわけだ。これは本土でもいっしょか。
今では必要なくなったといわれているが、自分が乗る系統のバスが来ると、手を上げる人が少なくない。まるでタクシーを止める要領だ。これは「そのバスに乗ります」という意思表示だ。だから、バス停に待っている人がいても、手を上げなければそのまま素通りしていくバスもいる。
那覇市内線はどこまで行っても200円。一部地域ではもっと安いようだ。例えば首里城下町線はホテル日航那覇から石嶺団地までの片道6駅を結ぶ路線だが、この線は片道運賃が100円だ。
基本は前から乗って運賃を払い、後ろから降りる。
ただし、牧志新都心線[系統10]のみ、後ろから乗って整理券を取り、前から降りる時に運賃を払う。
ちなみにこの路線は、新都心区間内であれば運賃は100円。バス自体もなんだか落書きされたような一回り小さい車体なのですぐわかる。
一方市外線は従量課金制で、乗るときに整理券を取り、降りる際に目的地までの運賃を払う。
とにかく、バスに乗るときの基本は乗る前に行き先を運転手に確認することだ。
(3)タクシー
本土に比べて初乗り運賃が安い。今は小型で初乗りが500円だ。
レンタカーなどを借りない場合は、比較的利用頻度が高いだろう。
バスによる移動手段に比べてれば移動時間を短縮できるので、旅行期間が短いときは重宝する。
また観光向けのタクシーもあり、ちゃんと県から認定された運転手がガイドを務めるところもある。
(4)ベロタクシー(那覇の一部)
簡単に言うと、お客さんを乗せて走る人力三輪車だ。
初乗り350円。国際通り近辺でよく見かける。
私はまだ利用したことがないのだが、走っている姿を見ていると、いつもゆったりと走っていて、国際通りをじっくりと見物できそうだ。乗っている当人たちもなかなか気分がよさそうに微笑んでいる。また、人力なので当然エコ。
(5)レンタカー&自家用車
特に説明の必要はないだろう。ただし、沖縄を車で走る場合の注意事項がある。
その名も「バスレーン」と「中央線移動」だ。それ以外にもいくつかあるので、詳しくはパート2を読んでね。
ここで注意を一つ。レンタカーの事故要因として、走行中のカーナビ操作があげられている。
カーナビは必ず停車してから操作するように。ただし、どこでも停車していいわけではない。交通の流れを邪魔しないところに停車しよう。
(タクシー運転手にお願いしたいが、あまりレンタカーを煽らないでいただきたい。「時は金なり」ということはわかるが、彼らもいつかはあなたの客になるかもしれないのだ。私は残念ながら何度もそういう場面を見てきたので、ここに書かざるを得なかった)
(6)レンタル・バイク
あるにはあるが、少々料金が高い。軽自動車のレンタカー並みか、排気量によってはレンタカーより高い。
ただし原付は安い。
それよりも注意をしてほしいのは、沖縄の路面はかなり滑りやすいということだ。
これは観念的なものでもテクニックでどうにかなるものでもなく、物理的によく滑る。
特に雨の日は注意をしなければ、本土で走っている感覚でいると、転倒する可能性大だ。
レンタル・バイクを借りる際にも注意を受けるだろうが、ぜひ心がけてほしい。